「統計学は最強の学問」かもしれないが、実は人の可能性を制限するんじゃないか説~ブログ界の外れ値になるために~

統計学」はきっと「最強の学問」なのでしょう

数年前に、西内啓先生の著書「統計学は最強の学問である」がベストセラーになりました。

 

僕も少し前に読んでみましたが、とても興味深い内容でした。

内容については、要約サイトが山のようにあるので、そちらに譲りますが、

統計学「最速で最善の解を出すことができる」という意味で、「最強」であるということのようでした。

 

今後、統計リテラシーが重要になることは間違いがないでしょう。

 

ただ、この記事では、ちょっと違う観点から「統計学」を考えてみたいと思います。

 

統計学」の根本的な考え方って何だろうか。

統計学ってざっくり言っちゃうと、「たくさんのデータをサンプルとしてランダムに集めて、その結果、こんなことがいえる」って結論づけるということですよね。

 

つまり、

「多くの人のデータを集めるとこうなるから、みんな同じようになるだろう」

「過去のデータを見るとこうだから、未来もこうなるだろう」

という判断を統計的に下しているわけです。

 

簡単な例だと、

「オリンピックに出られるのは、日本人の何%なので、多くの人は出場できない」

「起業して成功するのは、何人に一人なので、君は経営者になれないだろう」

といった具合。

 

それは、確かに確率的に見ると正しいですし、至極、真っ当、おっしゃるとおりだと思います。

だから、多くの人はその一握りの人になるのを諦めてしまいます。

無意識のうちに統計的判断を下して無理だと思ってしまいます。

 

ん、待てよ。そのように考えると、「統計学」は「諦めの学問」のようにも思えてきます。

 

統計学」に存在する「外れ値」という概念

統計学の世界には、「外れ値(outlier、アウトライアー)」という考え方があります。

つまり、他の測定値から大きく離れた観察値のことです。

外れ値は観察されると、目的に応じて、除外されたり、データが変換されたりすることがあるようです。

 

しかし、現実世界においては、この「外れ値」こそ、一流の「アスリート」や「起業家」の方々であると思うのです。

 

例えば、ホリエモンなんて、完全に「外れ値」ではないでしょうか。

ホリエモンは、数年間、刑務所に収監されていましたが、

現在は、「多動力」がベストセラーになったり、日本の民間企業初のロケット打ち上げに成功したりと大活躍中です。

 

どの統計学者が、ある一人の人物が刑務所にはいったあと、あれほどの活躍ができるという判断を下せたでしょうか。

 

また、事業家というのは、「来年の収益はこれくらいに減ります」という統計的な予想がでたら、「じゃあ、どうやって次の商売のネタをつくりだそうか」と考えて実行する人のことだと思います。

 

それに、統計的に考えると、「赤壁の戦い」の結果なんて絶対に導くことはできませんよね。

 

ブログ界の外れ値になるために

ブログ界の「外れ値」にあたる方といえば、真っ先に思い浮かぶのは、

イケハヤさんやマナブさんです。

 

普通に考えれば、この両人のようになるのは、たしかに非常に難しいと感じます。

ですが、そこで諦めてしまっては、そこで可能性は閉じられてしまいます。

安西先生の言うとおり、諦めたらそこで試合終了です。

 

最近では、イケハヤさんやマナブさんのようにブログで収入を増やせると信じて、コツコツと努力している人がどんどん増えてきています。

 

やっぱり、未来を信じて行動して、継続して、試行錯誤するが大事なんだと思います。

 

僕も、ブログ界の外れ値になってブログの魔力を発揮できるように、コツコツ継続していきたいと思います。